応援隊員 No.1
大迫 敬介さん
サンフレッチェ広島 ゴールキーパー
サンフレッチェ広島ユースから声を掛けてもらい、高校に入学する2015年に故郷の鹿児島県から広島県に来ました。2017年に夢だったプロ選手になり、2024年で広島に来て10年目になります。24歳なので、人生の半分近くを過ごしている第二の故郷です。あまり大都会ではない広島市は住みやすい街で、鹿児島で自然に囲まれて育った僕に合っています。
2022年にJリーグYBCルヴァンカップで優勝し、プロになって初めてのタイトルを獲得しました。少しでも力になれたのはうれしいですが、ここまで育ててくれたクラブに、もっと貢献したい思いも強くなっています。2023年は日本代表でプレーする機会も増え、サンフレッチェ広島を背負ってゴールを守っている責任を、あらためて強く感じているところです。
2024年、新スタジアムのエディオンピースウイング広島での戦いが始まります。これまで以上に魅力的なサッカーを見せて、さらなるタイトル獲得に貢献していきたいです。
profile
おおさこ・けいすけ
1999年7月28日生まれ、鹿児島県出水市出身。2015年にサンフレッチェ広島ユースに加入し、卒業前の2017年にサンフレッチェとプロ契約を締結。2019年にプロデビューを果たし、多くの経験を積んできた。2023年はJ1リーグで自身初の全試合先発出場。同年は日本代表でも先発出場の機会が増え、国際舞台でも活躍されている。
応援隊員 No.2
安彦 恵里香さん
小さな頃から正義感が強く、不条理なことが許せなかったり「なぜ?」と思う子どもでした。だからこそ、戦争や政治、環境問題やLGBTQ、差別等あらゆる社会問題についてまじめに話せる場所が欲しくて、Social Book Cafeハチドリ舎をつくりました。
店名の由来は、南米アンデス地方に伝わる民話「ハチドリのひとしずく」。森が燃える中、くちばしで水のしずくを1滴ずつ運んでは火の上に落とし続けたハチドリの話です。この店ではほぼ毎晩トークイベントを開催していますが、当事者から直接話を聞くことで誰かの問題を「自分ごと」と捉え、自分には何ができるかを考えるきっかけになればと思います。
オープンから6年半。様々な活動を通して人が繋がり、素敵なストーリーが数多く生まれました。今後はそれを本にしてみたい。一緒にカフェ運営のノウハウも紹介し、うちのようなカフェが日本中に増えたらうれしいです。そして何より、多くの人が生きやすい社会になるのが理想です。
profile
あびこ・えりか
茨城県守谷市(現)出身。NGOピースボートの勤務地が広島になった事がきっかけとなり退職後に移住。2017年7月、「社会とつながること」がテーマのSocial Book Cafeハチドリ舎をオープン。「6のつく日に語り部さんとお話ししよう」など、毎月約30の社会派イベントを開催。カクワカ広島(核政策を知りたい広島若者有権者の会)、「投票所はあっちじゃけぇ」発起人。
この記事の情報は、2024年2月現在のものです。