オーナーの原本様は親子三代に渡って材木業などの会社を経営されています。事業の一環として早くから賃貸住宅経営に着手され、弊社に管理をお任せいただいています。
土地活用で新規事業へ賃貸住宅経営に進出。
JR横川駅が徒歩圏内にある楠木町は、かつて製材・家具・製針などモノづくりの町として栄えた歴史があります。今回ご登場いただいた原本様ご一家は、昭和31年に初代の幸作様がこの地に材木店を創業。現在はお孫様の幸弘様が、三代目として社長を継いでいます。
「創業当時は木材置き場や加工場がいくつも並び、三篠橋を渡って荷運びの馬がやって来た」そうです。やがて周辺の都市化が進む中、ご所有の土地活用として昭和58年に第一原本ビルを建設し、賃貸住宅の経営に乗り出されました。
深い信頼にお応えしてご所有の4棟をすべて管理。
原本様にとって賃貸住宅を持つのは初めてのことでしたが「建物の管理は良和ハウスさんにお願いする」と決めており、安心のスタートだったとか。弊社の会長 和田良雄は良和ハウスの創業前から家族ぐるみのお付き合いがあり、公私ともに信頼できる関係を築いていました。その後、賃貸住宅の経営は着実に続き、今では楠木町エリアに計4棟を展開されていますが、その管理はすべて弊社が行っています。
資産価値を維持し入居率向上への取り組み。
「中・四国地方で一番の管理実績がある良和ハウス、その理由はオーナーの立場としてとても実感できます」と幸弘様。例えば第一原本ビルは建築後40年になりますが、今も入居状況は好調です。定期的なメンテナンスや清掃はもとより、外壁修理についてご提案し、ご賛同をいただき実施。資産価値の維持に貢献しています。
さらに、当初は和室だった部屋を洋室へ、床はフローリングにしてインテリアも変えるなど、今どきの入居者ニーズに合ったお部屋にリフォームすることで入居率の向上を図っています。夜の11時にある部屋の下水が詰まったとご連絡があったときには、担当者がただちに出向いて解決。「入居者様を明日までお待たせできません、という対応はさすがですね」と弊社のサービス品質を評価されています。
オーナー様の思いに応え支援と交流を図る。
材木店としてスタートしたので、工作や修繕が必要な機会があれば自分たちでやるという気概がある、と語るのは二代目で会長の勝幸様です。「その時は私が総監督になって、家族たちに指示をして片付けますよ」と、愛着ある建物をご一家で守り、受け継いでいきたいと願っておられます。そのお手伝いができるのは何よりの喜びであり、弊社の使命です。
「昔はね、私たちオーナーを招いた忘年会があって各店舗が競い合う演芸大会が楽しかった」という思い出もお聞きました。コロナ禍で大人数で集まる機会は難しい現状ですが、いつか再開できることを私共も心より願っております。
現在は少人数による経営セミナーや、グループ企業の「鷹の巣ゴルフクラブ」においてゴルフ大会を定期的に開催。いずれもコロナ対策には万全を期した上で行い、日頃は会うことのないオーナー様同士の交流の場としても役立っています。
地域に根ざした営業展開で皆様をサポート。
原本様には「広島の住宅市場をどこよりも熟知しているのが良和ハウスだと思う」、と父子揃っての評価をいただいています。弊社は地域に根ざした営業展開により、各店舗は地元を知り尽くした情報とアドバイスをオーナー様にご提供し、サポートすることが強みになっています。
「祖父の代から始まった良和ハウスとのご縁から、おかげさまで事業は順調に育ちました。私には2人の息子がいますが、どちらかが四代目として会社を継承してくれると思います。これからも末永く良和ハウスには賃貸住宅経営をはじめ、私たちの資産活用を力強くサポートして欲しい」と大きな期待を寄せてくださっています。